「怒りのヒミツ教えます講座」終了しました!

高橋ライチさんをお呼びしての「怒りのヒミツ教えます」講座、無事終了しました。

ライチさん&5名の参加者さんと怒りのヒミツについて考えました。

わかりやすく整理されたレジュメを見つつ、自分が体験してきた怒りの場面を思い起こしつつ、それをシェアしていきます。

怒りをどう収めたらいいかという方法を習うのではなく、自分の中に起こった怒りの感情を読み解くような時間。1人ではやりきれなくても、ライチさんという道案内人がいて、仲間がいれば気持ちが揺れても向き合える。

初めて会った人たちだけれど、それぞれが真剣にこの場に来ていることがわかるから、それぞれを信頼して自分を出すことができる。

そんなシーンをたくさん目の当たりにしました。

それはライチさんのなせるわざなのか、集まった方々の想いなのか、たぶんそのどっちもあるのだと思います。

私の開催したい!という気持ちをきちんと伝えられなくて、ライチさんをお呼びしているのに、来てくれる人がいなかったらどうしよう…などとくよくよしたこともありましたが、終わってみれば、思い切ってやってよかった!と心から思えるような時間となりました。

これからもマールでは、店主の私が知りたい!聞いてみたい!やってみたい!と思えるような講座を開催していきたいと思っています。

講座案内やスケジュールが知りたい!という方は、riemorning@gmail.com までご連絡ください。ご案内をお送りします。

 

2月の開催予定は

2月26日(月)

マールのてきとうカフェ 10時~12時

育児支援コーディネーターさんが来てくださり、ハーブティーなどを飲みながら、おしゃべりする会です。あかちゃんといっしょにふらっとお寄りください。無料・予約不要です。

 

やさぐれカフェのご感想

やさぐれカフェ、3名の参加者さんと無事終了しました。

今回はmogubookさんのカード・ダイアログを使いました。

トピックカードにトピックを書いてもらい、テーブルに載せてカードを見ながら順番にお話。

自分のトピックは書いてまとめられており、トピックについて話す前に、それぞれじっくり読んでいるので、話している間、自分は何話そうか…とか、どんなトピックだったっけ?となることがなく、カードがあることで、落ち着いた会になりました。

参加してくれた方からの感想をいただいたので、UPします。

「今日はありがとうございました!
 ハタから聞いていると「十分すぎるほど立派なお子さん」と思うようなお子さんでも、
 すぐ側で見ているお母様はみんなハラハラ、ヤキモキされているんだなぁ、と思い、少しほっとしました。」

「一人のやさぐれ保護者として参加できて、我が身を振りかえる良い機会になりました。

息子が、息子が、と言いながら、実は自分が不安で心配だということをまざまざと感じました(^_^;)

お話することで、いろいろ整理することができたように思います。

ありがとうございました。」

そうなんですよね…。自分が不安なんですよね。
でも、その不安をたいしたことないとフタしちゃうと、
自分の中でふくれあがって、いきなり子どもにぶつけちゃいそうで、
「不安だー!」と言いまくっても大丈夫な場所で、とりあえずその思いを手放せたらいいかも…と思ってやさぐれカフェを始めたようなところがあります。
みんなそれぞれしっかりお子さん育ててるけど、それぞれ不安はあって。
その不安をとりあえずなだめる会というか…(^^)
あーわたしもそれそれ!と思った方、ぜひ次回ご参加くださいね~。
そして、明日は「怒りのヒミツ」講座です。
まだお席1~2席はご用意できますので、riemorning@gmail.com まで、
お名前とご連絡先を書いてお申し込みくださいね~。

明日はやさぐれカフェ

今日は新しい本がたくさん入荷してきて、うれしい日。

あーこれこれ!という本が続々入ってきました。

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安達茉莉子さんのZINE

これは読んでいなかったので、楽しみで、じっくり読みました。安達さんの絵と文には、私の中のそう!そうなの…と響く何かがあって、共鳴し合います。必ず絵と文と一緒に。

それから、レオレオニ。スイミー、フレデリックに続いて、コーネリアスが入荷。じぶんだけのいろも、入りました。

個人的にとても好きな「明日からまた出版社」も再入荷。他2冊就職しないで生きるには21のラインナップです。

他品切れだった本が再入荷。やはり何度読んでもいい。

他はこちら。

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「愛と家事」も入荷しました。

そして、明日はやさぐれカフェです。

やさぐれカフェでは思春期の子を持つ母のお茶会をしております。

だいたい思春期の子は反抗期を迎えており、母はその頃更年期。

更年期と反抗期のダブルパンチでやさぐれた母たちが、

ゆっくりとお互いをいたわり合う時間にしたいと思っています。

 

カフェで話した内容は非公開。

アドバイスをもらいたくない人、今日は話を聞くだけにしたい人など、それぞれの気持ちに合わせて使えるお札を作ります。

ファシリテーターはいません。

集まる人数にもよりますが、明日はカードダイアログ、または1人ずつ順番にお話をしてもらう形式でやってみようかなと思っています。

10時半~12時 ワンコインでお茶&お茶菓子付き。

お申込はriemorning@gmail.com まで。

件名「マールのやさぐれカフェ参加希望」

お名前、ご連絡先をお知らせください。

では明日のご参加、お待ちしております♪

あるいてるトークイベント【1月30日】

最初のきっかけは高橋ライチさんのFBでみたこちらの記事。

「生む生まないとか入籍するとかしないとか」

そこのイベント案内で

日々を書き連ねること、そしてそれらを形にして残すこと
《太田明日香さん著書「愛と家事」出版記念イベント》

があることを知りました。

「愛と家事」はTwitterで時々タイトルと書影を目にしていて、気になっていた本でした。(本屋さんはTwitterをよく使っているみたいで、Twitterで新刊などの動きを知ることが多いです)

荻窪はちょっと遠いなーと思っていたのだけど、再びFBのタイムラインで、私が勝手に尊敬している「Title」さんのすぐ近くということがわかり、最近「Title」さんにも行っていないし、その日は偶然長男次男のサッカー練習にパパが車で行く日だったので、娘も一緒に連れて行ってもらうことにして、夜出かけることに。

SNSについてはいろいろ賛否両論あるけれど、「FBとTwitter、ありがとう‼」と思う瞬間が、私にはけっこうある。今回も、そう。なんでも使いようなんだと思います。

「Title」さんで以前から気になっていたZINEと本を。

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自分の店でも本を扱っているのに、気になった本を自分の店ですぐに仕入れられないのが悲しいけれど、本の流通の仕組み上、そういうことが多々あります。少しずつ少しずつ、自分の仕入れたい本をあまりタイムラグなしに仕入れられるようになってきたけれど、それでも資金もないし、難しい。

そして、慣れない場と人見知りの私はかなり固まりつつ、お店のなかへ。

以前購入したクルミド出版の「10年後ともにあいに」著者寺井曉子さんにも会えて、びっくりしました。

「愛と家事」は、最初ZINEから始まったとのことで、著者の太田明日香さんは「書くことで分かってほしかったんだと思います」「みんなもやもやしていることを書いたらいいのにと思いました」というようなことをお話しされていました。

「明日から出版社」という本が好きで、Twitterから流れてきた劃桜堂さんの「特に理由もなく気の迷いで本屋を始めてほしい」という言葉に、そうだよねと思ってきた私は、さらに、いきなり本を書き始めちゃってもいいのでは…と思いました。このトークイベントで。

話すことも、書くことも、作ることも、売ることも、全部、その場で思いついたら、どんな場でも、どんな内容でも、どんな体裁でも、誰でも始めちゃっていいし、そうやって表現していくことはもっと大事にされていい。そんな風に思えるトークイベントでした。

この時登壇されていた櫨畑敦子さん佐々木ののかさんはnoteに作品を書かれています。

櫨畑敦子さんが「自分もあかちゃんも肉体はただのうつわで、その中にあるものを預かっている感じ。自分の赤ちゃん!とか、好きなことをやりたい!というより、わたしがやるように決まっていることをやるというような…」とお話ししていて(だいぶ意訳してしまってますが)それがとても印象的でした。

ZINEでもnoteでも、店でも、体裁にこだわらず、それぞれが自分の思うことを書いたり話したりできる世界をマールでも作りたいなと、そんな風に思った帰り道でした。

そして会場となった「ガレット&ソックス aruiteru 」というお店。この時開催中だった「ダサセーター展」がさらにトークイベントを華やかにしていて、ガレットもおいしく、このお店でやることはきっとおもしろいんだろうな!と思えるお店でした。

店長さん、登壇者の皆さま、ありがとうございました。

 

「愛と家事」

写真家の植本一子さんの「かなわない」という本がずっと気になっていて。

赤い表紙に写真が一枚載っている表紙。

本屋さんで見かけると手に取って、少し読んで、でも買わずに店を出る。そんなことが続いていました。

読んでみたいけれど、重いのではないか…。消化しきれず、しんどくなるのではないか。

そんな時、Twitterでよく目にするようになった「愛と家事」という本。

たまたまFBからの高橋ライチさんブログでトークイベントをすることを当日に知り、先にサッカー練習に行く長男のご飯だけ作ったらもうご飯がなくなってしまい、あと2人と夫のご飯は「よろしく!」と夫に丸投げして、荻窪へ。

このところ遊びに出かけて家にいないのは夫の方だったのに、なんとなく、急に決めてお願いして出ていく時にちくりと罪悪感が。行かせてもらってるという感じがいやだな…と思いつつ、家を出ました。

だいたいは本を読んでから講演会やトークイベントに行くことの方が多くて、本を読まずに行ったのは初めてでした。イベント終了後、本を読みながら家へ。

ハッとする文章がたくさんあって、目と心に飛び込んでくるようでした。

漠然と思っていたこと、もやもやしていたことをズバッと言ってくれてスッキリすると同時に、自分の中にある期待や幻想や枠にも気づいてしまう。

うちの夫が「うちと普通の家とは違うんだから、同じようにできないことでがっかりしないでほしい」とよく言っていたことの意味にも気づく。反発しながらも、「ちゃんとした家庭」とか「母の愛情こもった料理」という言葉に引き寄せられてしまう自分を発見する。

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~帯より

そう。そうなの。そうなんです!と、今トークイベントがあれば、駆け寄って、著者である太田さんの手を取りたくなるくらいの本でした。

2月21日(水)に高橋ライチさんの「誰も教えてくれなかった!怒りのヒミツ講座」をマールでやりますが、その時の参考図書にこちら「愛と家事」も加えたいと思います。本の中に「怒りとのつきあい方」という章もあります。

本を読んで、書いた方と話したい。この本に共感を覚えたまだ見ぬ人と語りたい。そう思いました。いつか太田さんをお呼びして読書会やりたいと思います。

この本を読んで、そう思った方、マールまでご連絡ください。一緒に読書会企画しましょう♪