きょうのほん【6月30日】

きょうのほんも引き続き、「子どもへのまなざし」。「子どもへのまなざし」は3冊あるのですが、3冊目の「完」はまだ読んでいなかったので、ゆっくり読みました。

エリクソンのライフサイクルモデルを基本にした、乳児期から老年期までの育ちの過程や、発達障害について、詳しく書かれています。

それから佐々木先生の生い立ちやご家族のことも。

今だけ、自分の子どもだけを見ているとわからない、理解できないことでも、育つ過程や発達の違う子どもたちを知ることで、多面的に自分の子育てや自分の子どものことが見えてくるように思います。

いろんな子ども、いろんな大人、いろんな子育てが混ざり合う世界を少しでも広げられたら。

 

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きょうのほん【6月29日】

児童精神科医の佐々木正美先生がお亡くなりになりました。

まだ子どもたちが0歳、3歳、5歳で子育てもままならず、生活も不安定だった頃、佐々木正美先生の講演を聞きに行ったことがあります。

その時の言葉と佐々木先生の本をお守りのようにして、今までやってきたような気がします。

当店のメッセージにも、佐々木先生の言葉がたくさん入っています。

http://item.rakuten.co.jp/akachantoissyo/c/0000000177/?silder=true

 

 

きょうのほん【6月28日】

きょうのほんはエリック・カールさんの本。

エリック・カールさんの本といえば「はらぺこあおむし」が有名ですが、この間エリック・カール展へ行ってきて、他にもたくさんの魅力的な本があり、胸いっぱいになって帰ってきました。

きょうのほんはその中のひとつ。エピソードを知ってから、一番印象に残った絵本です。

この本の最初にはフランツ・マルクの絵にみちびかれてーと書かれています。

ドイツに生まれたフランツ・マルクさんは生き物が好きで、絵を描くことも好きで、青い馬や黄色い牛など色あざやかな動物たちを描きます。

周りの人たちに理解されないことも多かったのですが、それでも新しい美術に挑戦していた画家たちと一緒にグループをつくり、展覧会をひらいたりしていました。

が、第一次世界大戦が始まり、マルクさんは兵士となって送られ、亡くなります。その後のナチス政権はマルクさんの自由な絵を「堕落した美術」と呼び、見てはいけないことにしてしまいます。

エリック・カールさんは12歳の時、美術の先生から「きみのかく絵はのびのびしていて、自由な線があるね」と褒められ、「学校では教えられないけれど」とマルクの複製画をこっそり見せてもらいます。

「この『えを かく かく かく』のふしぎな色の動物たちは、あの日からずっと、ぼくといっしょに生きてきてくれたんだ」エリック・カールさんはそう言っています。

この絵本は絵を描くよろこびにあふれた本だなーと、めくるたびに思います。力強くて明るくて。

戦争をくぐり抜けてきたかこさとしさんにも通じる、芯のようなものを感じました。

 

きょうのほん【6月27日】

きょうのほんは又吉さんの新書。読み終わったので、お店に古本で並べようと思います。

マールには本や本屋さんについての本を並べている棚があります。私が好きで読んだものばかりで、本屋本が多いですが、そこに並ぶ予定です。

下北沢のヴィレッジヴァンガードに好きな一角があって、そこに又吉さんの本も置いてあります。

高円寺のヴィレッジヴァンガードにもついこの間行きましたが、棚構成は全然違っていたので、私の好みが下北沢で棚作ってる人の方に近いみたい。

帯に書いてあることが、そうだよな〜と深く思ったので、買って読んでみることにしました。

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本を読むことって、読み聞かせなんかもそうですが、賢いことと結びつけられることの方が多い気がします。

でも、実際には、全然そうではなくて、ぐちゃぐちゃドロドロしたものだったり、とても品行方正とは思えない人が出てきたり、本の世界はなんでもありです。太宰治も芥川龍之介も、ちゃんとした人かと聞かれたら、答えに困るような、そんな人たちです。

又吉さんがピックアップしてくれていた「近代文学」を私ももう1度読んでみようと思いました。

きょうのほん【6月26日】

以前、「ウェズレーの国」という本を紹介しました。

ウェズレーは町の他の子とは違っていて、ピザもコーラもだいっきらい。サッカーなんて、ばかばかしい。

そんなウェズレーが、学校の自由研究で自分の畑を作ります。自分で育てた庭の作物で食べ物や服や帽子を作り、ジーンズもコーンフレークも必要ない場を作ります。そして、そこを「ウェズレーの国」と名付け、最後のページでは子どもたちがみんな同じ格好でウェズレーの後ろに続きます。

このお話を読んだ時、思いました。ウェズレーの国でピザやコーンフレークを食べたい。コーラを飲みたい。サッカーやりたい。と思った子どもはまた浮いてしまうのかな…と。

その点、この本に出てくる国は楽しい。それぞれ好きな方法でおもてなしして、戦いをなくします。

都議選が近づいてきたり、いろんな政治の争点があるけれど、違う考えの人を揶揄したり、打ち負かそうとしなくていい、そんな国になったら…そう思います。

きょうのほん【6月25日】

金曜日、西荻窪にある旅の本屋のまどさんへ「東京 わざわざ行きたい街の本屋さん」出版記念イベントに行ってきました。

このようなブックイベントに参加するのは初めてで、西荻窪の街もそれまで行ったことはありませんでした。

マールがオープンしてから、ふらりと入ってきたお客さんに、吉祥寺や西荻窪にありそうな本屋さんだと言われたり、この近くにあったウレシカさんが西荻窪に行ってしまって残念だったから、また絵本の店ができてよかったと言われたこともあって、西荻窪ってどんな街だろう?西荻窪にある本屋さんにも行ってみたいなーと思っていたので、タイムリーな企画でした。

会場になった旅の本屋のまどさんには、いろんな国の本がずらり。ガイドブックだけじゃない、いろいろな旅の本に出会えます。

44年西荻窪で新刊書店を営む今野書店さん、古書店を営む古書音羽館さん、旅の本屋のまどさん、からいろんなお話が聞けました。

私の場合、ふと思い立って、あかちゃんといっしょ実店舗に本を置き始めてしまい、本屋さんにもなってしまったため、大型書店で働いていたことはあるものの、ほぼ素人同然。この先書店を経営していく上で、何かヒントになれば…と思って行ってみました。

本屋さんを長年続けている人がいて、その声が聞けると、なんだか勇気が出ます。

そしてきょうのほんには、そんな本屋さんがたくさん載っています。行けば行くほど勇気付けられるような気がします。

こんな風にはできない…と圧倒されることばかりだと思うけれど、「それでもいいんじゃない〜?」とどの本屋さんも言ってくれそうな気がします。甘いかな(^_^;)

この本はBOOKSHOPLOVERという本屋さんのポータルサイトを運営している和氣さんという方が書いた本です。

全体的にあたたかみのある本です。紹介されている本屋さん、みんな行ってみたいなぁと思います。

きょうのほん【6月11日】

都議選が近づいてきて、今日は豪徳寺商店街に選挙に出る人が挨拶をしに回っていました。

選挙カーはうるさくて、騒音にしか聞こえず、迷惑ですが、歩いて挨拶している候補者さんは好感が持てます。

きょうのほんはかこさとしさんの絵本。今から30年以上前に書かれた本ですが、今読んでも古さを感じませんでした。

選挙のしくみや民主主義のことが、グラウンドを取り合う小学生たちのもめごとになぞらえて、書かれています。

わかりやすいです。

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こどものとうひょうおとなのせんきょ かこさとし 復刊ドットコム  1,728円

 

 

 

きょうのほん【6月10日】

今日は臨時休業。小中学校共に登校日で学校公開。PTA関連の打ち合わせもあったので、お休みにさせてもらいました。

父&息子たちは夜釣りへ。息子友達とパパさんたちと。

娘は寝ていて、ゆっくり読めたので、更新できます。

この本、娘がつのつく歳を過ぎて、10歳のお誕生日を迎えたら、大人になるまで持っていて、何度も読み返してねと言いながら渡したい本です。

帯にはこう書いてあります。

「王子様を待たないで。お寿司も指輪も自分で買おう。」

そして本の中にも

「王子様を待たないで。社長の奥さんになるより、社長になろう。」

とあります。

最後の一文までが

「どんな時でも、次の一手は、自分で考えて、自分が選ぶ。

王子様を待たないで。

幸せは自分で取りに行ってください。」

「王子様を待つな。」「自分の人生は自分で舵を取れ。」ってこと。

これ、意外となかなか難しいんです。女子の究極の夢は、白馬に乗った王子様に出会って、お城の中でかわいい子どもたちと幸せに暮らすことって、どこかで刷り込まれてるから。

でもやっぱり娘には、手に職を持って、結婚しても稼げる手段を手放さないように、伝えたい。どんな仕事でも、自分が「よし」と思える仕事を持って、生活していってほしいなと思います。

 

 

きょうのほん【6月9日】

久しぶりの更新です。

こどもたちの運動会、友達家族とのキャンプ、引っ越し…といろいろ続き、すっかり間が空いてしまいました。…言い訳ですね(汗)

きょうのほんは、またまたヨシタケシンスケさんです。

新刊です。

うちの店は配本で入ってくることもなく、数冊での手配ができないので、定休日にフツーに本屋さんで買ってきました。

すごくおもしろいです。いろんな本が出てきます。あったらいいな〜と思う本も私はふたつ、ありました。

最後の本屋さんのくだりは、じんときました。

新刊をサッと仕入れられるようにしたいなぁと思いました。うまれたばかりのすてきな本をお知らせして、いろんな人にお届けできるのは、やっぱり本屋さんにしかできない大事な仕事だから。

 

【こちらから買えます】

「あるかしら書店」ヨシタケシンスケ ポプラ社 1200円+税