小説版「天気の子」

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新海誠監督自身が執筆した映画「天気の子」のノベライズ版。

映画化された原作を読んだことはあっても、映画のノベライズ版を読んだことは今回が初めて。

映画を観てから読んでいるので、いろんなシーンが目に浮かび、やっぱり小説じゃなくて映画を観たくなります。

夏休みのお楽しみアニメのつもりで、小5の娘とその友達を連れて「天気の子」を観に行ったら、不覚にも泣いてしまいました。

映画の内容を話してしまうとネタバレにもなってしまうので言えないけれど、私はラストがとても好きです。今も心に残っています。

あとがきに「君の名は」が想定を超えるヒットをしてしまい、その時に「だいぶディスられた」新海監督が、「天気の子」を作る上で心に決めたことが書かれているのですが、

これが、ショーン・タンがインタビューで話していたこととつながって、同じ時期に同じようなメッセージを受け取ったことに、少し驚いています。

「僕が毎回驚かされることは、自分にとっても他人にとっても最良の作品というのは、実は一番奇妙で、個人的で、変わっていて、癖のあるものだということです。

それはいまだに驚くべきことですが、信じようと思っています。」ショーン・タン

「映画は正しかったり模範的だったりする必要はなく、むしろ教科書では語られないことをー例えば人に知られたら眉をひそめられてしまうような密やかな願いをー語るべきだと、僕は今さらにあらためて思ったのだ。

教科書とは違う言葉、政治家とは違う言葉、批評家とは違う言葉で僕は語ろう。道徳とも教育とも違う水準で、物語を描こう。

それこそが僕の仕事だし、もしもそれで誰かに叱られるのだとしたら、それはもう仕方がないじゃないか。僕は僕の生の実感を物語にしていくしかないのだ。」新海誠

大ヒット作の次で、タイアップもたくさん、宣伝もバンバンされる中で、「天気の子」はそんなこととは関係なく、本当に新海誠監督の作りたいものを作ったのだと思いました。

そしてそれが私には心に響きました。

今回も音楽はRAD WINPSの野田洋次郎さん。

この機会にたくさんの歌を聴いてみました。

野田さんは詩人だなと思いました。

映画のラストに流れる歌。

君を大丈夫にしたいんじゃない

君にとっての 「大丈夫」になりたい

自分の思う通りで、大丈夫だから。

そんな気持ちで子どもたちの、家族のそばにいたい。そう思いました。

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