noteからの引っ越し

今日はお店休みのため、家でPC仕事を。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2110/11/news142.html

こちらの記事を見て、いよいよnoteをやめることにしました。これまで「ん?」とか「あれ?」とか「これは、ちょっと…」と思うことがいろいろあっても、BASEとも連動できるし、好きな記事もたくさんあって、SNSに近い感じで使い勝手もよかったからなかなかやめられなかったのだけど、やっぱりやめることに。

この「ハイスクールショーバイ」運営は株式会社STOKEというところだし、この高校生たちのやったことを絶賛したのはDMMという会社の社長だし、記事にしたのはcakesだから、noteは関係ないか…と思ったのだけど、cakesとnoteは同じ会社で、cakesの記事で「あれ?」「これ、ちょっと嫌だな」と思うことが多かったので、またか!という思いが強くて。

そんなわけで、一番最初にMaarを始めた時に作ったWordPressに戻ることにしました。

今日一日でnoteに書いていた分の記事をWordPressに移しました。YouTube動画や引用記事などがうまく引越しできていないので、そのあたりの調整ができるまでnoteの記事も残しておきます。「あれ?」と思ってnoteやめようと思ったことが数回あって、その都度noteに書いた記事をこっちにも移したりしており、もともとの記事の数も少なかったので、1日でほぼお引越しは終了。BASEとの連動もSNSっぽいつながりもなくなっちゃうけど、細々とMaarのことや、本のことなど書いていきたいと思います。

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寝て夜が明けたら イムファ   韓国の詩

青い夜 ジョンヒョンです 140813 오늘, 방백

푸른 밤, 종현입니다 140813 <오늘, 방백> : ‘자고 새면’ – 임화

방백:傍白ー演劇で、相手役には聞こえず観客だけに知らせるかたちでしゃべるせりふ。内心のつぶやきなどを表す。わきぜりふ。

자고 새면  임화

자고 새면
이변을 꿈꾸면서
나는 어느 날이나
무사하기를 바랐다

행복되려는 마음이
나를 여러 차례
주검에서 구해준 은혜를
잊지 않지만
행복도 즐거움도
무사한 그날그날 가운데
찾아지지 아니할 때
나의 생활은
꽃 진 장미넝쿨이었다

푸른 잎을 즐기기엔
나의 나이가 너무 어리고
마른 가지를 사랑키엔
더구나 마음이 애띠어

그만 인젠
살려고 무사하려던 생각이
믿기 어려워 한이 되어
몸과 마음이 상할
자리를 비워주는 운명이
애인처럼 그립다.

寝て夜が明けたら  イムファ

寝て夜が明けたら

何かが変わっていることを夢見ながら

私はいつの日もつつがないことを願った

しあわせになろうとする気持ちがわたしを何度も

屍から助け出してくれた恩は忘れてはいないけれど

しあわせも楽しさも つつがない日々の狭間に見つからない時

わたしの生活は花の散ったつるバラだった

青い葉を楽しむには

年若く

枯れた枝を愛すには

ましてや心が幼かった

もうこれからはつつがなく生きようとする考えが

信じ難いほどの悔いとなり

体と心が傷つくだろう場を空けてくれる

運命が

愛する人のように恋しい

青い夜がだいたい終わる今ごろの時間になると、すでにベッドで寝る準備をしている方々が多いことでしょう。大きな1日を終えてベッドに横になるとこんな風に思うのではないかと思います。今日大変だったこと、悩み、複雑な感情、寝ている間にすべてなくなって、明日の朝起きたら気分がよくなる便りだけが聴こえますようにと。それがどうしてこんなに難しいのか、最近悪い便りばかり聴こえて来て、胸が痛みます。今晩寝て起きて、明日朝が来たら、バラの花がうっとりするように咲いて、もうすこし平和であたたかい便りが聴こえてきますように。そう願います。今日の最後の曲はエリックべネスのスティルウィズユーをお聞かせします。今まで青い夜ジョンヒョンでした。

거대한 탐스럽다

たのしいこと・たのしいしごと

今日は午前中に明日から始まる楽天スーパーセールの準備と新しく取り扱う本のページ作成を。加えて午後の韓国語レッスンに向けて歌詞の翻訳もあったので、なかなか忙しく過ごした。

そのうちのひとつくらいの仕事をして、1日を終える生活を1年以上続けているので、今日はなかなか新鮮だった。

商品ページを作るのは楽しい。どんな風につくれば見やすいかな、どんなメッセージを入れようかな、など考えながら、Photoshopで画像を作っていく。おすすめしたい、お届けしたいものがあるというのは幸せなことだ。

一番おもしろくなくて、何度もエラーが出てしまうCSV一括データ更新にはあいかわらず苦戦しているけど、前よりは慣れてきた。でも、苦手なものにも積極的に取り組んでいけるようになるコツはまだつかめていない。

今日の韓国語レッスンは歌。レッスンでは教科書と併用して、生徒さんの好きな歌を翻訳して、それをテキストに使っている。生徒さんはほとんど韓国語を始めたばかりで、初級の文法を習っている段階なので、歌詞はなかなか難しい。

でも、好きな歌の歌詞の意味がわかるのはとても楽しいこと。でも、説明が長くなりすぎると、あぁやっぱり難しい…という印象が残ってしまう。かと言って、習っていない文法を説明しないで飛ばしてしまうのも、せっかく習っているのにもったいない。その塩梅が難しい。いつも悩みながらやっているのだけれど、回数を重ねていくと、歌詞に出てくる言い回しや単語を覚えていて、生徒さんのこれわかる!という分量が増えてくる。

好きな歌で分かる部分が増えてくる楽しさは教科書では味わえない。しかも、レッスンでいろんな歌を生徒さんから教えてもらって、あとでその歌が好きになったりして、その恩恵に預かり、一番楽しんでいるのは私だったりする。

今日の歌はこれ。楽しくて、聴いていると思わず口ずさみたくなるような歌でした。その上、韓国ガールズグループの歌は歌詞がかっこいい。https://www.youtube.com/embed/c9RzZpV460k?rel=0

雨の1日

今日は一日雨が降っていた。予定していたスケジュールは2つが日を改めることになり、お店を開けてからは、のんびりと楽天EXPOを見ていた。

楽天EXPOというのは楽天に出店している店舗向けのもので、1年に1度(だったかな?)楽天市場全体の今年の目標や上半期達成したことなどの発表を聞いたり、いろいろな店舗さんの事例を聞いたりする。コロナ前は実際に集まっていたけれど、コロナ後オンラインになった。

オンラインなので、仕事しながら聞けてとてもよい。知り合いの店舗さんに会ってお話したりする機会はないけれど、1日潰れないのがいい。

そうこうしていたら、韓国語を教えている子が学校帰りに通りかかる。ラップがだいぶ歌えるようなったと!韓国語ラップ、難しいのにすごい。

雨が強く降り出して、慌てて外に出してあった商品を店内にしまい、ひとつひとつ拭いていたら、お客さん。布マスクをいろいろとお買い上げ。

最後の打ち合わせの人も来て、話が終わった頃には、楽天EXPOも終わっていて、閉会式を聞きながら思った。もう楽天市場に出店して11年経つんだなと。一生懸命に閉会式の挨拶をしている楽天の人の声を聞いていたら、なんだかオープンしたばかりの頃が懐かしくなった。ネットショップを始めたのは2006年だったからそこからだともう15年。何も進歩していないような、いろいろ変わったような…。

この店もいつまで続くかわからないけれど、いつかこの、開けたり閉めたり右往左往していたコロナ時代を懐かしく思う時も来るのだろうか。

「D.☆P.-脱走兵追跡官」

夏の終わり、8月の最後に観たのはこれ。「D.☆P.-脱走兵追跡官」全6話で短かったこともあるが、昨日と今日で全部観てしまった。

D.P.(Deserter Pursuit:軍部離脱逮捕部隊)とは、軍務を離脱した脱走兵を追跡し逮捕する任務専門の陸軍部隊の略語で、2015年にWeb漫画として発表された『D.P.犬の日』をドラマにしたもの。実際にD.P.に所属していた原作者兼脚本家が本人の経験を元に執筆・脚色したらしい。

オープニングは「大韓民国国民の男子は放生さだめるところにより兵役の義務を遂行しなければならない。大韓民国兵役法第3条」というテロップから始まり、男の子が生まれ、1歳のお祝いをし、歩き始め、学校へ行き、青年になり、軍隊に入るまでを流していく。その合間には「2014年 国軍の日 記念式」や「韓国軍で若い兵士が部隊内イジメで死亡した事件」など朴槿恵政権下当時の実際のニュースが流れる。

実際私が韓国に住んでいた時も、兵役中の銃の乱射事件がニュースで流れていたし、軍隊内でいじめや自殺などがあることは、時々テレビで取り上げられていた。

韓国映画やドラマを見ていていつも思うのが、映像がとても生々しいことだ。韓国文学を読んでいてもそう感じることがある。今回のドラマでも思わず見ているのがつらくなるような暴力のシーンなどがたびたび出てくる。見てスカッとするようなものではなくて、つらく苦しく、いたたまれなくなるような暴力。

映画やドラマに暴力シーンは極力入れない方がいい、エンターテイメントで暴力に慣れてしまうのはよくないという考え方もあるけれど、これが実際なんだ、殴る蹴るっていうのはこういうことなんだと実感して嫌な気持ちになること、もう見たくないと思うようなものを見せられることも、大事なことなのかもしれないと、韓国のドラマや映画を観ていて思うことがある。

最後まで見ていてもつらい。完全なフィクションでもないところが、本当にいたたまれない。そして、韓国に兵役があること、今も戦争が終わっていないこと、その原因に日本も絡んでいること、などを考えるとさらにいたたまれなくなる。日本に兵役の義務はない。

この話には続きがあるようだ。原作のWeb漫画を読みに行くと、そこにあとがきが書いてあり、それによるとその約2年後の話が2部として始まるようだ。今よりももう一歩踏み出した、少しスッキリするような話になるとのこと。シーズン2もぜひ見てみたいと思った。

『D.P.犬の日』

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お店再開

デルタ株が猛威をふるい、東京都は医療体制が逼迫し、今コロナになってもほとんどの人が自宅療養という名の自宅放置状態になっている中、恐る恐る店を開けることにした。

今までも不定期でお店は開けていたのだけれど、それはほとんど韓国語プライベートレッスンを受けに来てくれる人のために開けているような状態だった。

それを1週間単位ではあるけれど営業日時をお知らせして、お店を開けることにした。

家族のほとんどがワクチン接種を終えたこと、細々とでもお店に韓国語レッスンの生徒さんを迎え入れながら、これまでなんとか無事にやってきたこともあり、感染防止対策をしながら、9月からは少しずつお店を開けていこうと思う。

今日はお孫さん用にとスタイを、招き猫が好きという方が招き猫をいろいろ、赤ちゃんを連れたお母さんが古本絵本を2冊、買っていってくれた。知り合いではなくて、生徒さんでもなくて、ふらりと寄ってくれる一期一会のお客さん。なんだかとても懐かしくなった。

デパートまではなかなか行けなくて…でもいつものスタイは小さくて…と話してくれた方。大きな招き猫を買って行ってくれた方は、外からも見えるといいよとアドバイスをくれた。

ベビーカーのあかちゃんに思い切り手を振るのも久しぶりのこと。マスク越しだけれで、この笑顔伝われ!と思って思い切り振ってたら、ちょっとニコッとしてくれた。

アフガニスタンのニュース、オリパラ医療品大量廃棄のニュース、そして今日は関東大震災があった日。この状態で今日から新学期。いろいろ知ればしんどくなるニュースが多い中、それでも少しずつ前に進もうと思う。

夏の終わり

今日で8月が終わる。娘中1夏休み最後の日はやっぱり宿題に追われていた。が、兄2人の終わる気配は全くない8月31日とは違って、余裕のある1日を過ごしていたように思う。

とにかくデルタ株とコロナ対策のひどさで東京は大変なことになっており、自宅療養という名の放置状態が続いている。ほとんど夏休みらしいことができないまま夏が終わる。

この夏、いや今年に入ってから1番たくさんしたことは何かといえば、NetflixやAmazonプライムで映画やドラマをたくさん観たことだろう。

【韓国映画】 エクストリーム・ジョブ いつか家族に タクシー運転手 パラサイト ビューティーインサイド 7番目の奇跡 ミッドナイト・ランナー オクジャ 国家が破綻する日 V.I.P修羅の獣たち インサイダーズ 内部者たち 新感線 弁護人 

【韓国ドラマ】D.P  キングダム ラケット少年団 ムーブ・トウ・ヘブン シグナル ヴィンセンツオ SKYキャッスル 梨泰院クラス 元彼は天才詐欺師 愛の不時着 マイ・ディア・ミスター サイコだけど大丈夫 スタート・アップ 椿の花咲く頃 青春の記録 バガボンド ライブ ライフ 秘密の森 明日、キミと キム秘書はいったいなぜ トッケビ 応答せよ1988 シューシュポス

他にも日本や別の国の映画などもいろいろ観た。よかったのは 空とぶタイヤ 人生、ブラボー! Viva 公務員 などなど。

順不同でつらつら書いたけど、その中でもとても印象に残った作品について、すこしずつ感じたことを書いていきたいと思う。

小学生に韓国語を教える

小学2年生の子に韓国語を教えることになった。TXTが好きで、セブチの曲もよく聴く子。

まずはハングルからなのだけど、ここで考えた。

いつもなら、簡単な韓国語の成り立ちを説明したら、母音と子音について、ローマ字の様な組み合わせで文字を作ること、子音には平音、激音、濃音があることなどを反切表を使ってザッと説明するのだけど、小学校2年生だ。ひらがな、カタカナが書けるようになったくらい。漢字やローマ字はこれからだ。

というわけで、説明なしでやることに。

まず、パズル導入。

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ホワイトボードも100均で購入。

そして教材はイヤホンガンガンゲームhttps://cdn.iframe.ly/ZLeRxxs?v=1&app=1

一言一言ハッキリ発音してくれてハングル字幕もあり、しかも好きで何度も観ている動画なので、すぐ頭に入るのでは…。

と思ってやってみた。

さすが、小学2年生!

文字と文字の組み合わせで言葉になるハングルの仕組みがすぐに理解でき、母音と子音の組み合わせってこともわかってくれた。

さて、先週はここまで。

今週はさらにハングルの仕組みを。

市販のパズルでは、合成母音もないし、パッチムも不自然になるので、カードを自作してみた。あとは母音や子音の種類で色分けすればさらにわかりやすくなりそう。

これ、BTSが好きになり、いきなり韓国語勉強したいと言い始めた中学生の娘&娘友だちにも使えそう。いや、大人にも。

というわけで、授業準備が切ったり貼ったりの手作業に。

さて、うまくいくか…。

決戦は月曜日😊

書けなくなって、読めなくなった

2月13日19時過ぎに記事を書いてから今日まで4か月近く、何も書けなかった。

2月13日23時8分ごろ、福島県沖が震源地となる、震度6強の地震が起きた。地震が起きて、宮城にいる長男のことが心配になり、慌てて電話をした。長男は元気で、大丈夫だったのだが、その後頻繁に続く余震や東日本大震災から10年ということでテレビから流れてくる当時の映像に、すっかりまいってしまった。

テレビの映像を見て、当時は知らない町の名前や場所だったのが、今はどこかわかる。あそこがあんなにきれいなのは、あの一帯に津波が来たからだったんだ…とか、今あの津波が来たら、子どもたちは助かるだろうかなどいろいろと考えてしまう。当時の映像とわたしが見てきた町並みが重なってしまって、テレビが見られなくなり、3月11日以降ほとんどネットフリックスだけを見ていた。

2月13日以降、震度4や5の地震が頻繁に起きる中、うちでは次男も長男と同じ高校に行くことになり、入学を喜ぶ気持ちと、心配な気持ちが混ざりあった。次男が高校に入学し、その後大きな震災が起きて、2人になにかあったら、私はずっと宮城に行かせたことを後悔するだろう。でも、大震災がまた起きるかもしれないからと、2人の行きたい気持ちに反対して行かせなければ、それも後悔するだろう。

そんな風に悶々としていたら、何も書けなくなってしまった。そして、何も読めなくなってしまった。次男や末娘の卒入学で忙しかったこともあり、そうしてそのままにしていたら、あっという間に4か月近く経ってしまった。

この4か月間で読めた本は一冊だけ。「想像ラジオ」

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たまたま震災関連の本を棚に…と思って前に仕入れた本だったのだけれど、なんとなくこの本なら読める気がして、少しずつ読んだ。家や車が濁流にのみ込まれる映像からも、ルポやドキュメンタリー本の生々しさからも少し離れ、死をそばに感じながら読んだ本。どうしてこの本だけ読めたのか、今もよくわからない。

そして、数日前またもう1冊本を読んだ。この本を読んで、なんとなく、どうして「想像ラジオ」だけ読めたのか、わかったような気がした。

その本が「本を読めなくなった人のための読書論」なんとなくお店に入れていた本で、未読のものだった。

不安な気持ちをかき消すようにネットフリックスを見ていた当時、私は自分の心の中と対話できなかったのだと思う。地震、津波、原発。自分だけでは解決できない、この国が引きずっているいろんな問題。長男と次男がいる間だけ、その土地に地震、津波、原発で被害が起きなければ…というものでもない。コロナ感染拡大も相まって、気持ちの落としどころが見つからない毎日。

でも、日々は進み、長男も次男も私から離れたその場所で今も暮らしている。2人はやりたかったサッカーでたくさん結果を出して、コロナ禍でいろいろなことがままならない中でも、監督やコーチ、部の仲間たちと元気に過ごしている。私も入学式に行き、寮生活で必要なものを整え、2人の出ている試合を見に行き、笑顔で帰る。

けれどふいにテレビに映る震災の映像が、突然来る地震速報が、怖かった。今も怖い。それでも好きなドラマを見て、好きな歌を聴いて、家族や友だちと笑ったりしながらおいしいものをたくさん食べて過ごした。

そうした毎日を過ごして、書くことと読むことだけができなかった。読みたい本はたくさんあったし、書きたいこともたくさんあったはずなのに。

そんな状態の私に周波数を合わせるかのように入ってきてくれたのが「想像ラジオ」で、そして、そのまた数ヶ月後に目が合ったのがこの、「本を読めなくなった人のための読書論」だったのだ。

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本を読むってどういうことなのかをもう一度言葉にして教えてくれた。あぁ、そうだった。私の中にあるものと対話させてくれるのが本だった。思い出した。

それで今、これを書いている。

読み始めたら、書き始めたら、お店も開けようという気持ちになって、そうしたら、寄ってくれる人がいて、本を介してのやりとりもうまれて、少しずつ何かを取り戻してきたような気がしている。

ネットショップをやっていて思うこと

今日はネットショップで配送間違いをしてしまったお客さまに電話を2件。昨日の夜わかった時点でお詫びのメールを入れて、今日の午前中に電話をする。

いろいろ怒られてしまった時を想定して深呼吸し、心を落ち着かせて電話をする。起こしてしまったミスを説明して謝り、これからどうするかを話す。その道筋を立てて、一回頭の中でリハーサルする。電話をしている間はこちらの気持ちをフラットにして、お客さんの話を受け止めて、頭を下げる。わたしの心が感情でいっぱいにならないように、対応が終わったら、今日は1日ゆっくりしようなど、自分にお疲れさまをするものやことを用意しておく。

どうしてミスをしちゃったのか自分を責める気持ち。わたしじゃなくて夫のミスなんじゃないかと人のせいにしたくなる気持ち。せっかくの週末なのに…と残念な気持ち。いつかのようにものすごく責められるんじゃないかと怯える気持ち。

いろんな気持ちでいっぱいいっぱいだと、伝える相手のことがよく見えなくなる。そういう状態で電話をしてしまうと、こちらの伝えたいことは伝わらない。どころか、自分が何を伝えたいのかすらわからなくなる。

自分からかける電話はそれでもある程度自分で気持ちをコントロールしてからかけられるから大丈夫なのだけど、突然かかってくる電話に対応するのは難しい。それがものすごく怒っている電話だとなおさら。

完全なるいちゃもん電話の場合もあるし、こちらのミス(配送間違いや縫製不良など)の場合もある。こちらに非がないいちゃもん電話の場合でも、いきなり怒鳴られると心は萎縮して傷つく。またそういうことがあるかもしれないと、電話のベルが鳴るたびにドキドキする。

その昔、完全にキャパオーバーになり、お怒りの電話がたくさんかかってきたことがあった。その時はもう電話も見たくなくなって、しばらく電話代行を頼んだこともあったし、夫に代わってやってもらったこともあった。

でも、わたしが一切電話に出ないというわけにもいかないから、自分なりの方法を編み出すしかないと思って、いろいろ考えた。結果最初に書いたような手順を踏んでお話することが多い。

10年たってやっと最近思うのは、ミスはするものだということ。特に新しいことを始めると最初は必ずミスがある。今回もオリジナルのギフトボックスを作り、有料ギフトラッピングを始めた矢先のミスだった。

わたしは完璧な人間ではないからミスをする。それは仕方のないこと。しかしそのミスでお客さんに残念な思いをさせてしまったことも事実。だからそれに対しては誠意を尽くさなければいけない。お客さんに納得してもらえる方法で謝罪をし、修正をすることが最優先だから、そうできるように全力で自分の気持ちも整える。

いきなりやってくるいちゃもん電話については、世の中には本当にいろいろな人がいる。対応できない線を超えたいちゃもんについては対応しない。その人に応えようとする必要はない。ちゃんとネットショップの問い合わせ担当者という鎧をつけるの大事。

今日の2件の電話は、こちらのミスにもかかわらず、とても優しく受け答えしていただき、すごくありがたかった。きっと今までもそういう受け答えをしてくれたお客さんの方がすごく多い。だけど、電話が鳴ってまず浮かぶのは怒られたらどうしようという気持ちだ。

わたしの場合は自分のミスも含めての仕事上の電話での体験だけど、これがもし、1番自分の居場所と感じられるはずの家庭で、1番長く時間を過ごす学校で、電話という間接的なツールではなく、面と向かっていきなり怒鳴られたり叩かれたりしたら、どれだけ衝撃が大きいだろう。たとえ自分のミスだとしても、ものすごく怒鳴られたらつらい。ミスより自分自身がダメ人間に思えてくるし、感情と対応を切り離せない。

そう思うとやっぱり教育だとかしつけだとか、ダメな部分を正すという目的であっても、一方的に怒鳴ったり全人格を否定するような暴言や暴力はたったの1回でもやってはいけないなと思う。