ネットショップにちょっと手を入れたり、歌詞の翻訳をしていると時間はすぐに過ぎてしまう。だから、まぁお店にお客さんが全然来なくても、仕事はしているのだけど、でもちょっとさびしい。
韓国語レッスン今日はこれでした。
https://youtu.be/X-iJZ0gfKPo
カテゴリー別アーカイブ: 『Maar』のいちにち
今日のマール 20211010
なかなかまとまった文が書けないまま(下書きから動かせない)、季節が変わってしまいそうなので、つぶやいてみる。
久しぶりの週末お店オープン。昨日はレッスン2つにお客さんギフトもあり忙しかったのが今日は全然。
ドラマと試合見つつギフト200個ラッピングが終わったからよしとしよう!
閉じながら開けている
2度目の緊急事態宣言が出されてから、お店を予約制にした。今まではお店は通りすがりの全ての人に開いていたのに、そのお店を閉じた。今はほぼ韓国語をオフラインで習いにきている人だけのためにお店を開けている状態になった。
都内の感染者数が1,000人、2,000人と増え、病院やホテルなどの隔離施設に入れず、自宅療養を余儀なくされた人たちが、そのまま亡くなるケースも起きている。
以前店を閉めた4月5月の非常事態宣言時よりも数倍大変なことが起きている。でも今回は飲食店に20時以降の営業自粛要請が出たくらいで、厳しい外出制限や営業自粛要請は出ていない。そんな中、私は商店街でお客さんを迎えていいのか、やめた方がいいのかわからなくなってしまった。
お店を開けていても、1日に数人しか入ってこないお店だし、開けていることで感染拡大する事なんてたぶんほとんどないだろうと思う。でも、「ぜひ、来てください~。入ってゆっくり見ていってください。」と、今はどうしても言えない。そんなモヤモヤする中でお店を開けたり閉めたりするなら、閉めてしまおうと思った。
うちには小中学生がいて、毎日ご飯を作りに行っている、歩いて5分の所にある実家には80代の高齢者がいる。マール実店舗は実家の一部を借りてやっている。私たち夫婦は50代だ。
マスクや手洗いアルコール消毒だけで感染を防げるのか?基礎疾患がなければ重症化しないのか?わたしに本当のところはわからない。
幸いにも、うちのメインの収入はネットショップなので、のんきにこんなことが言っていられるが、自粛してください。でもお金は出ません。と言われているたくさんのお店は本当に大変だと思う。政治は暮らしに直結している。(次回の選挙はたくさんの人がよ~く考えて選挙に行ってくれたらと思う。1回でいいから国会を見たら、どこの政党が国民のことを考えてくれそうか、わかると思う。)
もともとマールの実店舗は、うちの商品を手に取ってくださるお客さんに直接会ってみたい!と思ったところから始まった。そして、絵本を置いて、本を置いて、読書会やお話し会をして、手渡しで本を、商品を伝えることがしたいと思って始めた。
本当はこんな時、ひっそりとでもお店が開いていたら喜ばれるのかもしれない。時々でもお店を開けて、ふらりと入ってくださるお客さんと接することが、大事なのかもしれない。そうも考えたのだけれど、ほとんど人の通らない中で何時間もお店にいつづけるのもつらくなってしまった。
高齢者である両親と住まいを分けたことで、今も学校に通い、電車に乗ってサッカーの練習に行っている子どもたちから両親に感染するかもしれないという心配はなくなった。
でも、デイケア施設がクラスターになったら、行き渋る父をデイケアに行かせ、一緒に母もとスケジュールを組んだ私はとても後悔するだろう。そこは今もモヤモヤしている。やっと朝起きて朝ご飯を食べ、出かけて人と会い、ビールは夜だけという習慣ができてきたところだけど、しばらくデイケアをお休みした方がいいのか、いつも頭がぐるぐるしている。
何万人、何十万人のうちの1,000人かもしれない。そしてそのうち亡くなったのは数十人だとしたら、コロナで亡くなるのは少ない確率なのかもしれない。それでも、この伝染病で命を落としている方はいるし、感染は拡大している。
お店を閉めて、その代わりに書いている。本のこと、暮らしのこと、気になったこと、好きなもの、こと。いろいろ。自分に向けてなのか、通りすがりのお客さんに向けてなのか、よくわからなくなっているけれど、今は書くことで自分が歩いているような気がしている。
ひょんなことから、noteに書き綴ることをまた始めたのだけど、今はそれがわたしのケアになり、歩みになっている。
マール忘備録(2020.12.11)
今日は今年韓国語についていろいろやってきたことへのプレゼントがいっぺんにやってきたような日だった。
まずは、KPOP韓国語にお問い合わせメールが入っていたこと。
DynamiteからBTSにどハマりして、彼らの母国語が理解できたらいいなぁと、韓国語を習ってみたいと思うようになり、いろいろ調べてうちの店にたどり着いてくださったとのこと。
わたしがかなり前にnoteに書いた記事を読んでくださったようで、それもうれしかった。その時書いた記事がこれ。
https://note.com/embed/notes/nfe30e32e30d3
noteがあまり好きじゃなくなって、やめようとしていたのだけれど、こうして発見してくださる方がいるから、もう少し続けようかなとも思ってしまう。
そうこうしているうちに、今度は翻訳ワークショップの方から、作家さんへの質問にお返事が来たとの連絡が。とても優しいお返事で、胸にジーンときた。今まで何度この本を開き、そこに書かれている言葉を見てきたか。でも、お返事を読んで、今まではその人そのものに触れたことはなかったかもしれないと思えるほど、メールの内容は人を感じられるものだった。この人の伝えようとしていることを、日本語にしても損なわずに、きちんと伝えなければ、と思う。このワークショップを始める前よりも、それがどれだけ難しいかはわかるようになった。
そしてその後に、クオンさんから注文していた本が一箱届いた。たくさんのプチプチに包まれて、大切に梱包された本を、全部並べて、フェアをすることにした。
といっても、自分がまず読みたい本ばかり。1番にまだ読んでいなかった菜食主義者を読もうと思う。
そして、世田谷区庁舎建て替えに反対するチラシを配りにふらっと入ってきた人たちが、初めてそのフェアを目にして、クオンのパンフレットなどを持って行った。キムジヨンの本を知っていて、パラサイトを見たという年配の女性たち。偶然なようでいろいろなところでいろいろなことがつながっているような気もする。
扉を開けっぱなしにしていると、そんなことが時々起こる。それがおもしろくてすき。
今日も店をしめたら「椿の花咲く頃」を見る。これがなかなかおもしろい。カン・ハヌル、「ミセン」の時とも「ミッドナイト・ランナー」の時とも全然違って、全く別人みたい。そのくらい演技がうまくて、びっくりした。韓国ドラマは、同じ俳優さんがいろんな役で出るけれど、それぞれ全く違った人になっていて、それを見るのもまたおもしろい。
マールは13日(日)~16日(水)お休みです
今週のマール終わりました。
今週はとても寒かったですね。
こんなに寒いとお客さんも来ないかな…と思いましたが、時々寄ってくださるお客様がぽつりぽつりときてくれて、うれしい年明けになりました。
今年はただ開けているだけではなく、前のようにいくつか企画もやりたいなと思っています。昨年はぜんぜんできなかったので。
開けっ放しは寒いので、ドア閉めてますが、営業中なので、みなさま通りすがったら、ぜひお立ち寄りください。
今は年末にあった買取本のおかげで、古本絵本が充実しています。少しずつ、こちらのブログでもご紹介して行けたらと思っています。
今月からマールは日曜日と月曜日が定休日になり、来週は長男が地方の高校を受験するため、臨時のお休みをもう2日いただいています。地方の高校で試験が朝早くからあるので、前日いっしょに泊まり込みに。
ちょっと前まで赤ちゃんだった人が、いつの間にか親元離れて寮生活です。時のたつのは早いものです。
来週は店を開けている日が少ないのですが、週の後半、17、18、19日は開いていますので、ふらっと入っていただければ。
それでは来週もまた、どうぞよろしくお願いいたします。
2019年のマール始まりました
新年あけましておめでとうございます。
2019年のマールは今日1月7日に始まりました。
昨年は記事の更新も滞りがちで、お店も開けているだけのことが多かったり、1ヶ月お休みをいただいたりと、なかなかマールに集中できない年になってしまいました。
今年はもう少しいろんなことをマールでやってみたいと思っています。
ぜひまた、関心を寄せていただけると嬉しいです。
1月のマールスケジュールはこちらです。
1月のマールおすすめ絵本はこちら。
8ヶ国8人の絵本作家さんがそれぞれの国の元旦の様子を描いています。これがなかなかおもしろいのです。毎年ふと思い出してお正月に読む絵本になっていますが、毎回読むと気がつくところが違ったりして。毎年楽しめる絵本です。
そして私が今読んでいる本はこちら。新年幕開けはK-POPを探る旅から始めます。個人的な趣味です(笑)
Life 作くすのきしげのり 絵松本春野 瑞雲舎
あるお店におばあさんが訪ねてくるところから始まる絵本。
それぞれの時間の流れの中で、人もお店もモノたちも、みんな生かされながら生きている。
マールも私も、実店舗を持たない「あかちゃんといっしょ」というネットショップも、
そこに関わってくれている人たちみんなに生かされながら、生きているのだなと。
マールは1歳1か月になりました。
あかちゃんだったらよちよちと1歩歩き出すくらいの時期でしょうか。
そこにずーっとあること。
扉を開けて入って来てくれた方と、置いてあるもの、会話、どんな形でもよいので、
何かを交わして行けたらと思っています。
マール、1歳になりました
マールのオープンから、1年が経ちました。
この1年、小さなフェアを4回、
あかちゃん連れのお母さんたちのお茶会、てきとうカフェ、
思春期の子を持つお母さんたちのお茶会、やさぐれカフェ、
ちょっとやってみたいなと思うワークショップの体験会をするおためしカフェ、
高橋ライチさんの講座、
「愛と家事」著者の太田明日香さん、高橋ライチさんとのトークイベント
などなど、いろいろやりました。
そのひとつひとつ、全部わたしがやりたいものばかりで、改善点はたくさんあっても、やらなければよかったと後悔するようなことは1度もありませんでした。
お申込みが全くなかったらどうしようと気をもんだり、ギリギリでインフルエンザが流行り、体調不良のキャンセルが増えたりと、いろいろありましたが、それでもやっぱりやってよかったと思えることばかりだったのは、やっぱり自分でやりたいと思ったことしかやらなかったからなのでしょう。
それぞれ印象に残るイベントばかりでしたが、それでもお店を開けてみて、1番心に残るのは、いつものお店の時間。
開店の前に、扉を開けて、外に並べる商品の品出しをし、
棚を整理したり、本を拭いたり、レジを開けたり、値段つけをしたりした後にお客さんを待つ静かな時間です。
お客さんが来てくれれば、そのお客さんとのひとときがマールをお店にしてくれます。
でも、誰も来ないまま1日が終わる日もあります。そんな時は、ここで日がな1日、私は何をしていたんだろうかと思いました。
この1年、しみじみと、お客さんが来なければ、店は店にすらならないんだなと思った時もありました。
けれど、1年経ってみて、お客さんが来てくれた日、来なかったけれどお店を開けた日、お店をお休みしていた日、その全部がマールの1年間だったのだなと思えるようになりました。それも、来てくれたお客さんが、「よく通るんだけどこの間は閉まってて」とか「いつも夜にしか通らないから、どんなお店か気になってて」なんて話してくれるのを聞いて、そう思えるようになったのでした。
また実店舗はネットショップとはまた違って、季節の移り変わりにもたくさん影響を受けます。
春は風が強く、外に出していた看板などが倒れたりするし、梅雨は雨で扉を閉めるため、なかなかお客さんが入りにくくなります。雨が続いた日は店内をワークスペースにして、ネットの仕事や検品作業をしたりもしました。夏になると、扉を開けられるようになったけれど、今度は蚊に刺されまくり、夏の終わりから秋にかけては台風シーズン。冬は寒くてまた閉めきりになり、雪が降れば雪かき仕事も。
たぶんこれで季節が一巡したので、これからはなんとなく「あぁまた蚊が多くなってきたな…。」なんて思いながら蚊取り線香をたいたりして、去年よりはあたふたせずにお天気とも付き合っていけるんじゃないかなと思います。
マールをやるようになって、お店を開けている店舗さんすべてを尊敬するようになりました。とにかく毎日お店を開けているだけでも、本当にすごいと。今まで風景のようにしか見ていなかったいろんなお店さんたち。そのどれも誰かが必ず扉を開けているんですよね。
そのことに今更ながら気づいたのでした。
そして、ちょこっと寄って顔を出してくれる人たち、ネットの仕事を支えてくれた人たち、何も言わずに店仕事の生活に合わせてくれた家族、いろんなところでありがたみを感じることの多かった1年でした。
さて、今日で1歳のお誕生日を迎えたマール。
2歳になるまでの1年間でやりたいことは、
できるだけお店を開けること。
原画展をやってみたい。
本の紹介をもう少しやりたい。
やりたいと思った企画は、その時に応じてやっていきたい。
と、そんなところです。
今日からまた、毎日コツコツとやっていきます。
お店を開けて、棚を入れ替えて、お客さんを待つ毎日を飽きないように自分なりに工夫しながら続けていけたらと思っています。
また1年、いろんなお客さんに会えると思うと楽しみです。
1歳になったマールも、どうぞよろしくお願いします。
同じ豪徳寺の本屋さんヌイブックスさんから届いたバルーン
マールのロゴを作ってくれたアラキさんがお花を届けてくれました
娘が1周年だからこれくらいしなくちゃと書き足した看板(^^)
本屋大賞に「かがみの孤城」
今日はお店を開けて、古本箱やプレイウェア、フライヤーの置いてあるワゴンなどを全部外に出した途端、にわか雨に降られ、全部しまった頃に青空が広がって、また出すという、午前中はその出し入れでほとんど終わってしまいました。
今日もちょうど1年前の4月にお店に来てくださった方が、また1年振りにふらりと来てくださり、ひとしきりいろんなおしゃべりをしたり、4か月のお孫さんへとベビー靴下を買ってくれた方が、お孫さんのあまりのかわいさに、居合わせた私と別のお客さんにそのお孫さんの写真を見せてくれたりと、にぎやかな時間がありました。
お店を始めてから何人かの方からお孫さんの写真を見せてもらったことがあります。どのお写真のお子さんもとてもかわいらしいのですが、そのお孫さんの写真を見つめるおばあちゃんおじいちゃんの顔がまた、写メに取りたいくらいステキです。みなさんメロメロぶりが伝わるような笑顔なのです。
そして今日は買取の方もいらっしゃいました。たくさんの本を持ってきてくれました。どれも子どもの発達に関係する本が多く、ていねいに読まれた本ばかり。大切にしていた本なので…と買取のお店もうちを選んでくださったよう。嬉しい限りです。
専門的な本も多く、私の知らない本がほとんどだったので、売り主さんに本の説明をしていただきました。その言葉を書き留めながら、必要とする人のところへ手渡すことができたらいいなと、そう思いました。
そうこうしているうちにあっという間に16時になってしまったのですが、今日は本屋大賞の発表がありました。
本屋大賞は「かがみの孤城」辻村深月さんに!
「不登校する勇気はなかった」辻村深月が本屋大賞受賞作に込めた思い
この本は年明け早々に読んで、すごく心に響いたので、本屋大賞と聞いてうれしかったです。
思春期の棚に表紙を出して並べているので、もしよかったら手に取ってみてください。
久しぶりのマール
3月30日~4月9日まで春休みをいただいていたマール。
久しぶりにお店を開けました。
3月は次男小学校卒業で、卒業対策委員のお仕事があり、定休日はほぼ卒対仕事、週末はサッカーの卒業大会等の卒業行事で、臨時休業も多く、ご不便をおかけしました。
無事、次男は小学校を卒業し、晴れて中学生となりました。
友だちに囲まれて、感謝の会も、卒業式も、その後の謝恩会も、みんな楽しそうで、いつまでも写真撮影が続き、本当に楽しい小学校生活が送れたんだなとしみじみ思えました。
母たちもよく飲み、遊び、次男のおかげで楽しい6年間でした。まだ娘も控えているので、小学生母は続くのですが…。
そして久しぶりにオープンしたマール。
中国から旅行に来ていたきれいな女の人がお土産に買ってくれたり、お散歩に来た男の子がマグネットのパズルで遊ぶかたわら、お母さんは本を読み、自分用とお子さん用の絵本を買って行ってくれたり、招き猫グッズをリピートで買いに来てくださった方もいて、久しぶりにもかかわらずいろいろな人がお店に来てくれました。
八幡様に行く途中でふらりと入ってきてくれたおばあちゃんと2歳のお子さんは。「こんとあき」を途中まで一緒に読み、八幡様へ。帰りにまた寄ってくれた時、どの本を読んだかちゃんと覚えていて、買ってもらってうれしそうに帰っていきました。
やっぱり2歳の女の子が自分で選んだ「ほいくえんのいちにち」を一緒に読んだり、今日はなんだか私が絵本を読むことが多い一日でした。
平台を低くしたので、子どもの目に絵本がとまりやすくなり、手に取ろうとするのですが、子どもだけで本を開くとまだうまく開けずにページが折れてしまったりするため、お母さんはそれが気になってしまいます。マールにはテーブルと椅子があるので、そこで読んでもらって大丈夫ですよーと声をおかけすると、お母さんが読み聞かせをしてくれて、1冊読み終える子もいれば、また今度ね!ということで、そのまま帰ってしまう子も。
今日は、「これ!」と決めた本を私がお子さんに読んであげて、お母さんはその間ゆっくり棚を見てもらったり、本を見てもらったりしたのですが、これっていいなと。
お母さんはゆっくり棚や本が見られるし、私が絵本を持っているので、絵本はページが折れたりせず、子どもも好きな本を読んでもらえる。みんなにとって楽しい時間になるなと。
また、マールに入ってきて、絵本を手にする小さいお子さんがいたら、こんな風にできたらなーと思った出来事でした。
そんなこんなで、またマールのじかんが始まります。
4月もどうぞよろしくお願いします。
4月のスケジュール
10時〜16時 木曜と日曜定休
16日(月)10時〜15時
23日(月)てきとうカフェ 10時〜11時 ハーブティを飲みながらあかちゃん連れでいろいろお話しましょう♪