閉じながら開けている

2度目の緊急事態宣言が出されてから、お店を予約制にした。今まではお店は通りすがりの全ての人に開いていたのに、そのお店を閉じた。今はほぼ韓国語をオフラインで習いにきている人だけのためにお店を開けている状態になった。

都内の感染者数が1,000人、2,000人と増え、病院やホテルなどの隔離施設に入れず、自宅療養を余儀なくされた人たちが、そのまま亡くなるケースも起きている。

以前店を閉めた4月5月の非常事態宣言時よりも数倍大変なことが起きている。でも今回は飲食店に20時以降の営業自粛要請が出たくらいで、厳しい外出制限や営業自粛要請は出ていない。そんな中、私は商店街でお客さんを迎えていいのか、やめた方がいいのかわからなくなってしまった。

お店を開けていても、1日に数人しか入ってこないお店だし、開けていることで感染拡大する事なんてたぶんほとんどないだろうと思う。でも、「ぜひ、来てください~。入ってゆっくり見ていってください。」と、今はどうしても言えない。そんなモヤモヤする中でお店を開けたり閉めたりするなら、閉めてしまおうと思った。

うちには小中学生がいて、毎日ご飯を作りに行っている、歩いて5分の所にある実家には80代の高齢者がいる。マール実店舗は実家の一部を借りてやっている。私たち夫婦は50代だ。

マスクや手洗いアルコール消毒だけで感染を防げるのか?基礎疾患がなければ重症化しないのか?わたしに本当のところはわからない。

幸いにも、うちのメインの収入はネットショップなので、のんきにこんなことが言っていられるが、自粛してください。でもお金は出ません。と言われているたくさんのお店は本当に大変だと思う。政治は暮らしに直結している。(次回の選挙はたくさんの人がよ~く考えて選挙に行ってくれたらと思う。1回でいいから国会を見たら、どこの政党が国民のことを考えてくれそうか、わかると思う。)

もともとマールの実店舗は、うちの商品を手に取ってくださるお客さんに直接会ってみたい!と思ったところから始まった。そして、絵本を置いて、本を置いて、読書会やお話し会をして、手渡しで本を、商品を伝えることがしたいと思って始めた。

本当はこんな時、ひっそりとでもお店が開いていたら喜ばれるのかもしれない。時々でもお店を開けて、ふらりと入ってくださるお客さんと接することが、大事なのかもしれない。そうも考えたのだけれど、ほとんど人の通らない中で何時間もお店にいつづけるのもつらくなってしまった。

高齢者である両親と住まいを分けたことで、今も学校に通い、電車に乗ってサッカーの練習に行っている子どもたちから両親に感染するかもしれないという心配はなくなった。

でも、デイケア施設がクラスターになったら、行き渋る父をデイケアに行かせ、一緒に母もとスケジュールを組んだ私はとても後悔するだろう。そこは今もモヤモヤしている。やっと朝起きて朝ご飯を食べ、出かけて人と会い、ビールは夜だけという習慣ができてきたところだけど、しばらくデイケアをお休みした方がいいのか、いつも頭がぐるぐるしている。

何万人、何十万人のうちの1,000人かもしれない。そしてそのうち亡くなったのは数十人だとしたら、コロナで亡くなるのは少ない確率なのかもしれない。それでも、この伝染病で命を落としている方はいるし、感染は拡大している。

お店を閉めて、その代わりに書いている。本のこと、暮らしのこと、気になったこと、好きなもの、こと。いろいろ。自分に向けてなのか、通りすがりのお客さんに向けてなのか、よくわからなくなっているけれど、今は書くことで自分が歩いているような気がしている。

ひょんなことから、noteに書き綴ることをまた始めたのだけど、今はそれがわたしのケアになり、歩みになっている。

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