なくなったもの、それでもあるもの

今年の長男の選手権が終わった。いろいろと去年とは違うことだらけの選手権だったけれど、今年も変わらずたくさんの人が応援してくれた。テレビで、PCで、スマホで。長男の学校の試合は地上波で放送されず、3回戦はTVerなどでもライブ配信がなく、千葉テレビだけ放送されてたので、テレビ電話をつなげてみてくれていたりもして。

どんな形になっても応援してくれる人がいるのはありがたいことだと思う。

去年はこんなことを書いていた。https://note.com/embed/notes/n28332d57f405

本当にたくさんの人たちが応援に来てくれて、なんだか同窓会みたいな、お祭りみたいな選手権だった。

試合もぎりぎりのPKで勝ち上がり、ファウルやらミスやらがありつつも、奇跡みたいなセーブがあったりして、勝ち進んでいくうちに、メンバーみんなのことを長男の応援に来てくれたみんなが応援し始めて、ファンになる人もいたりして、試合の後は飲み会したり、お茶したり。

思い切り試合をして、負けてしまった後も、選手たちが出てくるのを待って、一緒に写真を撮ったり、声をかけあったり。

今年は学校関係者と保護者のみの観戦。静かに拍手だけの応援。全く違う選手権になった。応援団のいない、チアや鳴り物、掛け声のないしずかな試合。それはそれで、選手たちの声やベンチからの声がよく響いて、真剣勝負している空気が伝わってきた。

終わった後も、遠く金網越しからのあいさつ。1年でこんなに変わってしまうとは。それでも仲間と楽しそうに、元気そうに並んで挨拶する姿を見て、ホッとする。

彼らはまた、次の選手権に向けて、直近の新人戦に向けて、準備を始める。出られるかどうか、開催されるかどうかわからなくても、準備をして、練習をして、ひとつひとつできる試合をしていく。

なくなってしまうかもしれないけど、準備してきたことがたとえできなかったとしても、その時間は大事な時間で、ないことにはならないと思う。そんな中でもしっかり準備をしてきたことを誇りに思っていいと思う。そんなの言うだけは簡単で、経験した人にしかその悔しさはわからないだろうと思うけれど。https://note.com/embed/notes/n98ebd8709a31

取り返しのつかないことなんてないんだと今も思うけど、思いたいけど、2020年、なくなってしまったインターハイ、甲子園、修学旅行…。悔しかっただろうと思う。大舞台に向けてたくさん練習してくれていただろうチアの皆さんが、応援の画像を送ってくれていた。

全学年一緒にできなかった娘の小学校最後の運動会。見ることができなかった次男の中学校最後の運動会。なくなってしまった修学旅行、学芸会。ほとんどが空席のスタジアムの中で行われた全国高校サッカー選手権。全部忘れないでいたいと思う。

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