久しぶりに本の紹介を。
今年に入って、これは!という本に出会っています。
1冊目はこちら。
「アライバル」 ショーン・タン 河出書房新社
言葉はありません。見ていると、ひきこまれていきます。時を忘れて、自分を忘れて、そこに入っていきます。
2冊目はこちら。
「かがみの孤城」辻村深月 ポプラ社
一気に最後まで読まずにいられず、読んだ後も、その世界に。物語の世界。読み終えると私の中にひとつ物語が入ったような感覚。ふとした時に、彼女たちにまた会えるような、その時感じたことが私の背中を押してくれるような、そんな気持ちになりました。
思春期本の棚にまたひとつ、置きたい本が増えました。
「青い鳥」「14歳」「ガラスの孤城」この3冊が思春期のこどもを想う時、私の中でまず浮かぶ本になりました。
どれもマールの棚に1冊は必ず置いて、響く人の手に渡ればいいなと思います。
本を読んでいろんな世界を感じることが、本当に好き。「好き」は人それぞれだけど、私は本を読んで、「これは!」という本に出会ったら、それを紹介していくことをずっとずっと続けたいなぁと、しみじみ思わせてくれる2冊の本でした。
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