「14歳」千原ジュニア

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11月10日(金)にある、高橋ライチさんをお呼びしての思春期お話し会(まだ若干お席あります。詳細&お申し込みこちら)に向けて、気になる本をいくつか読んでいます。

取り寄せた本たちはざっとこんな感じ。

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Amazonで評価の高かった、「ちょっとしたストレスを自分ではね返せる子の育て方」や「思春期の子のこころがわからなくなった時に読む本」なども読んでみましたが、なんとなくぴんと来なくて、小説等も読んでみようと思って、読んでみたのが千原ジュニアの「14歳」

麒麟の田村裕が書いた「ホームレス中学生」も、遅まきながら読んでみました。

そしたら、この2冊が私の中では大ヒット。

「ホームレス中学生」はあまりにも環境が特殊すぎて、その環境に引っ張られてしまうのだけど、周りの人たちがとてもよくしてくれて、友達もたくさんいて、それでも、どうにも学校へ足が向かず高校を休み続けるあたりのくだりは、思春期を思わせるものがあって、全体のトーンが前向きで明るいだけに、すごく胸に迫るものがありました。

どうにもならないこと、どうしようもないことがある。笑っていても、何をしていても、つらい時があるというのを、切実に感じるときなんだよなと。

そして、千原ジュニアの「14歳」

読むと、思春期の子と向き合うとか、どう対処していくか、なんていうその考え自体、何の意味もないんじゃないかと思えてきます。

それまで読んでいた、思春期の子どもをどうするか…という視点の本がみな空しく感じられます。「14歳」で鍵をかけて家に引きこもる人少年はどつぼにはまって、自分と対峙している。

親の育て方がどうか、親にどうしてほしいか、なんてことは考えてない。

思春期の子に向き合う…といったような本は皆、親目線で書かれていて、親から見た子どもでしかない。

でも、思春期真っただ中の人は、当たり前だけれど、自分が中心。自分をどうしたいのか、どうしていこうか、ただそれだけを考えている。

親との関係でこじらせてしまった部分もあるかもしれないけれど、それもひっくるめて自分と受け止めて、格闘している感じ。「14歳」の少年からはそんな感じを受けました。

結局のところ、親ができることなんて、生命を維持できるように、食事をそっと置いておくぐらいしかないんじゃないかと思う。

そして七転八倒して、思春期を抜け出したころにはもう、親子関係は大人として独立した、大人同士の関係になっている。少なくとも子どもは親からは離れていて、親もそれをこころよく受け止めて、社会に送り出す。

さなぎ状態はかなり苦しそうな千原ジュニアだったけれど、本のラストはさわやかで、大人になったんだな。と感じました。

本の感想でも、思春期真っただ中の子どもの話でも、自分の思春期を振り返るんでも、11月10日(金)いろいろな話ができたらなーと思っています。

ご都合よろしければぜひ!

11月10日(金)10時半~【思春期から自立へ!更年期から卒母へ!育児後半のお話し会@マール】

 

 

 

 

 

 

 

 

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